こんなエミリー、アメリア、ソフィアの3人にちょうど良く説明していきます!
ざっくりと「マクロビオティック」を知りたい!
マクロビオティックとは、伝統的な日本食をベースとした食事スタイルのこと。
また、自然と調和する健康な暮らしをしよう、という思想のこと。
「マクロビオティックってなに?」って聞かれた時に答えたい
推奨される食材は?
マクロビオティックで推奨されるのは、玄米などの穀物、野菜、豆類、海藻を中心とした食事。
身土不二・一物全体・陰陽調和?
テーマは“自然と調和する健康な暮らし”。
なので、ただ野菜を中心に食事をするだけではありません。
重要なキーワードが3つあります。
- 身土不二(しんどふじ・しんどふに)
身体と土地は2つに切り離せない、という意味。
住んでいる土地で作られたものを食べることで健康を保てる、という考えです。 - 一物全体(いちぶつぜんたい)
ひとつのものを丸ごと食べる、という意味。
食材は丸ごとでバランスが取れている、という考えです。
英語ではホールフード(whole food)と言ったりしますね。 - 陰陽調和(いんようちょうわ・おんみょうちょうわ)
陰陽とは、世界は陰と陽の2つのエネルギーで構成されている、という東洋の伝統的な思想。
陰性の食べ物は身体を冷やし、陽性の食べ物は身体を温める、などと考えられます。
陰と陽とのバランスをとることが重要とされます。
Amelia
まとめると…
「地元で作られた食材で、陰陽のバランスのとれた食事を食べよう!」
「できれば、食材は丸ごと使おう!」という感じね!
「マクロビオティック、知ってる?」とひとに話したい!
どこで生まれた言葉?
英語だから、欧米っぽいですよね。
でも、実は日本発祥なんです。
語源は?
マクロ(macro)=大きい、ビオ(bio)=生命、ティック(tic)=術・学の3つの言葉から出来ています。
古代ギリシャ語で「自然に即した命のあり方」という意味になるそうです。
動物性の食べ物は食べない?
マクロビオティックでは、動物性の食べ物は禁止ではないんです。
なるべく避けよう、という感じです。
あくまで重要なのは、自然で陰陽のバランスがとれた食事というポイントです。
野菜を中心とした食事スタイルでは、ベジタリアンやヴィーガンなどと似てはいますが、根本が違いますね。
環境にも良い?
地元の食材を食べることは、いわゆるフードマイレージを下げることにつながります。
輸送の距離が短くなるので、その分のガソリンやCO2排出量などが減らせるということです。
また食材を丸ごと使うことは、いわゆるフードロスを抑えることにつながります。
料理に使える食材(野菜の切れ端など)を無駄にしないで済み、生ごみの量も減らせます。
Sophia
健康にも環境にも良さそう。
日本で生まれた言葉っていうのが意外…!
ベジタリアンとは
ベジタリアンとは、動物性の食べ物を食べない食生活をしている人のことです。日本語では菜食主義者と言われます。
ヴィーガンとは
ヴィーガンとは、食事・服などのために、動物を利用しない人たちのこと。動物性の食べ物も食べないし、動物を使った服も着ません。